事業再構築補助金を申請するための条件
事業再構築補助金を申請するためにはどのような要件を満たす必要があるのでしょうか。
事業再構築補助金の応募要件は下記のすべてを満たすことです。
①申請直前6ヶ月のうち任意の3ヶ月において合計売上高がコロナ以前の同3ヶ月と比較して10%以上減少していること
②認定経営革新等支援機関や金融機関と共に事業計画を策定して、一体となって事業再構築に取り組むこと
③補助事業終了後の3~5年で付加価値額の年率平均3.0%以上増加、あるいは従業員一人当たり付加価値額の年率平均3%以上増加の達成が見込まれる事業計画書を作成すること
これら3つの要件をすべて満たす必要があります。どれか1つだけでも満たしていなければ申請しても事業再構築補助金の対象とはなりません。
また、事業再構築補助金は基本的には給付型の補助金であるため補助金を受け取ったら、返還する義務はありません。しかし、③に関しては目標未遂の場合は補助金返還のペナルティーを課せられる場合があります。
しかしながら、上記に示したように事業再構築補助金を申請するためのハードルはそこまで高くありません。この事業再構築補助金の対象は新型コロナウイルスで苦しい思いをしている多くの個人事業主や中小企業などです。新型コロナウイルスの影響で苦しい思いをしている個人事業主や法人は事業再構築補助金を一度検討してみてはいかがでしょうか。
税理士法人MOVE ONでは、全国で事業再構築補助金のご相談を承っております。戦略財務計画事業計画書、事業再構築補助金のご相談やお困りのことがございましたら、お気軽に税理士法人MOVE ONまでご相談ください。
KNOWLEDGE
MUSCLE and MONEY が提供する基礎知識-
【業務のDX化を検討...
近年、企業のデジタル化が急速に進んでおり、注目を集めています。国もDXの推進を支援し、昨今は補助金制度を設けはじめ、これまで以上にDXを進めやすく、よりお得に実現できるようになりました。本記事では、DX推進に関連する補助 […]
-
資金繰り計画書
経営を行うには資金繰り計画書というものも必要になってきます。資金繰りとは「資金の巡り」つまり「キャッシュフロー」のことを指します。キャッシュフローがよくないと、会社で必要な資金が不足することにもつながるため、会社の経営が […]
-
事業再構築補助金申請...
事業再構築補助金の申請はどのような流れで進めるのでしょうか。以下に説明していきます。 ①電子申請事業再構築補助金は電子申請で行います。申請にはGビズIDプライムの取得が必須になっています。GビズIDとは、複数の […]
-
クラウド会計導入によ...
近年、クラウド会計システムの導入は多くの企業にとって業務効率化の一環として一般的な選択肢となっています。クラウド会計システムの導入は、データアクセスの容易さやリアルタイムでの情報共有などが可能となり、生産性UPなどが期待 […]
-
給与計算のDX化
DX化には「記帳業務のDX化」「予実管理のDX化」「給与計算のDX化」「経費精算のDX化」といったものがあげられますが、その中で「給与計算のDX化」にはどのようなものがあるのでしょうか。 ■給与計算のDX化の例 […]
-
事業計画書の必要性
会社を経営していく段階では、事業計画書が必要になってきますが、なぜ事業計画書が必要になってくるのでしょうか。事業計画書は「会社内でのモチベーション維持」と「対外的なアピール」です。この2つの観点から事業計画書の必要性を解 […]