事業再構築補助金|採択結果はいつ出る?採択後の流れは?
事業再構築補助金は、新規事業の構築や既存事業の拡大を目指す中小企業などに対して、それらにかかる費用の一部を助成する補助金制度です。
この補助金には、企業の成長を促進するためであることはもちろん、設備投資などの資金的なハードルの高い取り組みをやりやすくするためにも、そして様々な企業が利用しやすいように複数の申し込み枠が存在します。
本記事では、事業再構築補助金の申請から採択結果の公表、そして採択後の手続きについて、本記事で詳しく解説します。
事業再構築補助金について
事業再構築補助金は、中小企業などを対象に新規事業計画の立案や既存事業の拡大など現在の事業を転換・拡大することで事業の再構築を目指す企業に対して提供される補助金です。
この補助金は中小企業などを対象にしていますが、一定の条件を満たさなければ利用することができないため、注意が必要です。
事業再構築補助金の採択までの流れと採択結果はいつわかるかについて
事業再構築補助金を利用するためには、利用の申請と審査にて採択されることが必要です。
そして、申請を実際に行うには、まず公募要領を確認して自社が申し込む申し込み枠に応じた条件を満たしているかを確認する必要があります。
条件を満たしている場合は、審査に必要な書類を準備して申し込みを行います。
申請期間が終了すると補助金を利用するにあたっての条件審査や的確な取り組みに補助金が利用されるかなどの審査が行われて結果が公表されます。
具体的な採択までの期間は制度ごとに多少変化しますが、平均3ヶ月程度の日数がかかります。
事業再構築補助金が採択された場合、その後の流れは?
事業再構築補助金の採択後の流れは、大まかに3つの段階に分かれます。
事業開始前、事業実施期間中、そして事業終了後の3段階です。
それぞれの段階で採択された補助金を利用するために必要な手続きが異なります。
事業再構築補助金に採択された事業者は、採択後も補助金受領の手続きを進めて行く必要があります。
補助金の実際の振込は事業拡大や設備投資などを行なったという実績を報告し、その実績が承認されてから2ヶ月程度かかります。
そのため、補助金に採択された後も油断せず、実際に振込が行われるまでの間、しっかりと報告を行う必要があります。
この手続きを適切に行わなければ、補助金を受け取れなくなる場合もあるため、注意しましょう。
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税理士法人MOVE ONには、補助金に詳しい税理士が在籍しております。
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